■延辺ニュース
1.今年1月から11月末まで延吉の「中国朝鮮族民俗園」は280万名の観光客を迎え、一日平均6千名、最大5万名に上りました。また今年延辺を訪ねた観光客は2,590万名で、観光収入は390億元に達します。12月に入ってからは雪景色やスケート、スキーなど楽しむ観光客が増えています。
2.10月28日:第17回中国全国日本語スピーチコンテスト東北地区大会1等賞受賞
中国東北地区(黒竜江省、吉林省、遼寧省)の日本語強豪校28大学28名で日本語スピーチを競い、延辺大学の選手が1等賞に輝きました。こちらは大学内で予選を通過し選抜された1大学1名の選手で競い合いました。指導教官の日本語学科の朴美琴先生と山下普士先生に指導教官賞が授与されました。
3.12月1日:第10回育英杯吉林省大学生日本語スピーチコンテスト2等賞3等賞受賞
吉林省の19大学48名の内、予選を通過した8大学12名で日本語スピーチを競い、延辺大学の2名の選手が2等賞と3等賞を獲得しました。延辺大学からは2名が出場し、2名がともに受賞しました。指導教官の日本語学科の先生と磯田朋子先生に指導教官賞が授与されました。
4.朝鮮族は冬至の日、小豆が入ったお粥や餅を食べる伝統的な風習があり、今年の冬至の日も朝市場や西市場の飲食コーナーは大変賑わっていました。漢族家庭では水餃子を食べる風習があります。
5.2005年12月15日設立された「延辺悟徳醤酒有限公司」の味噌で作られた白酒は地元ではもちろん、国内でも人気が高まっていて、北朝鮮でも販売されています。今年は2023年第八回中国食品企業社会責任企業年会で「社会責任先進企業賞」が授与されました。
6.12月19日、中国南方航空の延吉-ウラジオストックの運航が開通されました。9月から中国人対象のロシアビザ免除も開通され、今後中ロ観光は一層活発になりそうです。
7.12月15日、東北の民俗風情で改装されたハルビン-黙河k7041便テーマ旅客列車が開通されました。これは国内初の東北民俗文化体験列車で寝台車や食堂車についてカスタマイズを行っており、氷と火が織りなす東北の魅力を感じさせます。
8.中国で今年を象徴する漢字として「振」が選ばれました。中国の視点から国内状況を表す漢字と単語はそれぞれ「振」と「高品質発展」で、国際情勢を表す漢字と単語には「危」と「ChatGPT」が選ばれました。
■為替レート
・日本円と人民元の交換レート:1万円=4.9909元(12月27日 中国銀行)
・韓国ウォン:1万ウォン=53.89元(12月27日 中国銀行)
・ロシアルーブル:1000ルーブル=76.2元(12月27日 中国銀行)
・ドル:100USD=712.95元(12月27日 中国銀行)