延辺日本人会会員及び関係者の皆様へ
新年初の延辺日本人会ニュースをお送りします。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
中国や韓国では、旧暦でお正月をお祝いします。
今年は2月10日が春節でした。
新しい年、皆さまのご健康と事業の一層のご発展をお祈り申し上げます。
■延辺の気候
3月12日(火)は、旧暦で1月20日です。最高気温7度、最低気温マイナス5度で、今週から大分気温が上がり春らしくなりました。
■行事
●2024年1月11日(木)駐瀋陽日本総領事館の「新年賀詞交換会」
延辺日本人会から1名出席しました。
●2024年4月13日(土)「延辺大学見学」及び「延辺日本人会定期懇親会」
日時:2024年4月13日(土)
延辺大学見学9:30~11:00 懇親会11:30~13:00
*現在は、大学関係者以外の方の大学見学は困難な状況です。是非この機会に、現代の学生達が学ぶ、様々な最新設備が導入された最高学府をご覧いただければと思います。詳細は、別途ご連絡いたします。
*懇親会会場:延吉韓城賓館 延吉市局子街766-1-4号
*懇親会会費:100元/名
*お申し込み:4月6日(土)までにメールか微信にて事務局にお申し込みください。
■延辺ニュース
1.世界中でコロナ禍が収束し、人の移動が再開して一年余りが過ぎました。国内や海外に旅行する人が増えています。特に昨年秋頃から、延辺~韓国間の航空便が多く、往復で二万円程度のため、往来が急増しています。
2.三年間も続いた厳しいコロナ制限が解除されたこの一年は、中国では、それまでの閉鎖感を発散させるように、旅行が楽しまれています。延吉では零下15度以下の寒さの中を、韓服姿で写真を撮ったり、耳まで隠れるウサギの毛の帽子に薄色のダウンコードを着て、真冬の東北の寒さを満喫したりしています。
3.延吉の水上市場の朝市は、食べ歩きを楽しむ外地からの観光客でいっぱいになり、前に進むのもままならないほどの大混雑です。冬は高齢の観光客が少ないため、まだなんとか進めますが、夏になるともっと混雑します。
4.延辺の人気度が上がり、訪問客が増えることは喜ばしいことですが、地元の人は市場に近寄ることもかなわなくなってきています。そして、人気の店はなかなか予約が取れず、タクシーも拾えない状況です。しかも物価が高騰し、観光産業とは関係のない庶民の暮らしが苦しくなっています。
5.冬の観光地としては、やはり氷祭りのハルビンが一番人気です。特に今年のハルビンはとても人気でホテルが足りないこともあり、延辺に立ち寄り、スキーや長白山観光をして、美味しい朝鮮族の料理や飲み物を楽しむ観光客も少なくありません。ロシア人の観光客もよく見かけます。
6.2024年度中国全人代が3月5日に北京で開幕し、3月11日に閉幕しました。政府の発表によると、2024年度の中国GDP成長率は5%を目指すということです。会議期間は7日間で、大会に参加する朝鮮族代表者は9名でした。
■為替レート
日本円と人民元の交換レート:1万円=478.53元(3月12日 中国銀行)
韓国ウォン:1万ウォン=53.53元(3月12日 中国銀行)
ロシアルーブル:1000ルーブル=77.2元(3月12日 中国銀行)
ドル:100USD=713.27元(3月12日 中国銀行)