2020年4月7日 延辺日本人会会員および関係者の皆様へ

世界中で新型コロナウィルスと戦う日々。
皆様方の日々の活動並びにご苦労に対し心よりお見舞い申し上げます。
延辺日本人会としても日々の行動が制限されている中、日本人会ニュースに記載できるような取材ができませんでした。
その中で、延辺朝鮮族自治州での出来事を、記録の意味を含め報告したいと思います。
記載の中には、日付等の若干の違い、内容の漏れ等につきましてはご容赦いただきますようお願いいたします。
 

1月
1月 22日 延辺州内旅行社から北朝鮮観光中止を発表
24日 延辺をはじめ、吉林省から数回に分けて武漢へ医療チームを派遣、合計1209名
25日 春節
29日 州内の指定病院にコロナウイルス対応窓口設置
市内バス運休、観光中止、高速鉄道なども減便、
旅行社、デパート、飲食店、ホテル(白山大廈のみ営業可)、
カラオケなどの娯楽施設、サウナ、食品デリバリー、マッサージ店など
スーパーと薬局以外の営業は全面禁止
外出時にはマスク着用が義務付けられ、マスクと消毒液不足状態に
延辺州以外の地域から入った人に対して2週間の自宅隔離を求める
違反者に関しては法的責任が問われる
病院関係者は通常勤務が義務付けられる
一つの家庭で二日に一回のみ生活用品の買い物に出かけられる
30日 延辺で2名の感染が確定
 

2月
2月 3日 学習塾などはオンライン授業に、公務員など自宅勤務
9日 2名の感染者が治癒され、退院
16日 市内バス運行開始、乗車時にはマスク着用が義務付けられる
   飲食店などのデリバリーサービスを許可
24日 延辺州内の小中学校、高校、専門学校、大学の登校が延期になり、インターネット授業の形式に
     公務員、会社員など通常出勤
     韓国などから国際便で延辺に入った場合、空港で検温を受け、異常がなければ空港から
専用車で自宅まで送くられ、2週間の自宅隔離へ。発熱など異常の場合、指定隔離場所へ移動され、2週間の強制隔離へ
     延辺では合計5名の感染者が出たが、24日に最後の1名まで治癒され、全員退院となる
28日 百貨店など、時間短縮で営業再開

3月 3日 海外から入った全員に対して、指定場所で2週間の強制隔離へ
9日 カラオケ、映画館、ネットカフェ、美容室、歯科病院などを除いたサービス業に対して
営業再開を許可、入店時には健康コードが必要、検温を受ける
20日 2週間の集中隔離期間中の費用はすべて自己負担になる
22日 武漢に派遣された医療チームが地元に戻り始める
28日 延辺州内の高校三年生に限って4月7日から登校可能に
29日 3月29日から延吉‐韓国直行便すべて運休に
アメリカから北京経由で延吉に入った中国人夫婦の感染が確定
31日 中国教育部から全国の大学入試を一ヶ月延期し、7月7日〜8日実施と発表

現状:交通、観光、外食、宿泊、買い物、娯楽施設など、負担の生活には支障がなく、正常に戻りつつあります。政府からも公務員たちが率先して消費するよう呼びかけています。
しかし、未だ店を訪れる客数はわずかで、密集をできるだけ控え、街を歩いている人々は皆マスクを着用しています。
学校の登校日も未定です。
韓国に出稼ぎに行っていた朝鮮族の人たちは、春節頃に帰郷したまま、コロナウイルスの影響で韓国にも入れず困っています。

延辺朝鮮族自治州では、記載でもあるように徐々にではありますが普段の生活に戻りつつあります。しかし世界を見渡してみると、まだ航空機の延吉・仁川便が復活していないように、日本をはじめアメリカ・ヨーロッパでは感染が広がっているのが実態です。
早々に新型コロナウィルスの状態が落ち着き、日常の生活に早く戻ることを願い、
その為に今できることを確実に実施していきたいと考えます。
皆様もこの苦しい状況を早く乗りきれる事を心より祈念いたします。
延辺加油!!日本加油!!

延辺日本人会事務局  2020年4月7日

住宅地を出る時に警備員に提示する臨時通行証 延辺の医療チームが武漢に向けて出発 延辺の医療チームが武漢に向けて出発 武漢に派遣された医療チームが地元に戻りつつある
武漢に派遣された医療チームが地元に戻りつつある 武漢に派遣された医療チームが地元に戻りつつある    

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